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艦これ小説『鎮守府室長執務記録』[番外編2 播磨の技術屋]

艦これをやっているフォロワーさんが神通さんとケッコンしたようなので、記念にSSを書いてみました。




「結婚おめでとう、カンパーイ!」

京都某所のイタリアンレストラン。昨日の新郎の地元である姫路で結婚披露宴を終え、今日はここで新郎の友人を集めたパーティのようなものが行われている。何やらここの店の主人と新郎が古くからの知り合いらしい。私と新郎はたまたま会議の際に席が隣同士になり、話が弾んだことから知り合ったのだ。
「昨日の披露宴良かったぞ。美人な嫁さん貰えてよかったな」
「ありがどう。で、最近どうよ?」
「んー。別に忙しくないけど、かといって暇ってほどじゃないな。まぁ、11月になったら特別任務が発動されるって『上』が言ってたから、それまではゆっくりできそうかな。お前んとこはどうよ」
「まぁボチボチって感じかね。こっちも11月まではいつも通りよ」

そんなことを話しているうちにピザが運ばれてくる。マルゲリータピザを切りながら話は新郎の馴れ初め話へと移る。
「そういや嫁さんとはどうやって知り合ったんだよ。俺がコイツ連れてこっち来た時なんか『俺は結婚なんてしない』って言ってたじゃんか。それが今やこんな美人な嫁さん貰ってるしさ」
「そのことか。あんまり言いたくないんだけどね……」
「あら、私も聞きたいわ」
脇で聞いていた新婦がズイッと顔を寄せる。何やら興味津々な面持ちだ。
「4月に主任になりまして、主任研修で富山に行ったんですわ」
「そういやそんなこと言ってたっけ」
「その時にメーカーさんとちょっとトラブルが発生してしまいまして、それのアフターケアで色々動いてたんですわ。で、翌日帰る日の夜に先輩に連れられてバーに行きまして」
「ほう」
「まぁ、疲れてたんでしょうね。普段じゃ飲まないウィスキーをロックで呑んで、結構酔いが回っちゃったんですわ。その時にですね、バーの店員さんが『相当酔ってますけど大丈夫ですか』って声かけてくれたんです。いろいろあって疲れてたんで、彼女の顔を見たら天使が舞い降りたんだと言わんばかりの顔だったんですわ」
「まさか、それが出会いなのか?」
新婦は違うという顔をしている。
「いや、その続きがありまして。ゴールデンウィークあたりに実家に帰ったらお見合い写真を渡されまして。どうせ結婚する気なんてその時はなかったけど、まぁ見ておくかという感じで写真見たら、富山で見たバーの店員さんみたいな人の写真がありまして。そう思ったら、この人が嫁さんなら自分が辛い時でも乗り越えられるんじゃないかなと思いまして」
「それが嫁さんか」
「ええ。それから付き合い始めて今月頭にプロポーズしたと、そんな感じです」
「あら、ずいぶん不純な動機なのね」
「でも間違ってなかったと思うぞ」
「あらあら」

二人の顔を見ているとこちらも自然と笑みが出る。二人とも、末永くお幸せに。
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Author:マロン
鉄道マニアで主に乗り鉄。
また、艦これやガルパンが好きです。

「マロンブックス」というサークル名でたまにイベントに参加しています。

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