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ガルパン映画考察~枠でくくるということ~

ガールズ&パンツァー(ガルパン)の映画が大ヒットしています。
自分も12/1に錦糸町、12/26に横浜、そして1月19日には立川の「爆音」と3回鑑賞しています。

以下はネタバレになるかもしれないので見たくない人はブラウザバックをお願いします
ツイッターで「ガルパンは登場人物が多いからよく分からなかった」というツイートが炎上していました。
確かに大洗女子学園だけで32人、他の学校(大学選抜含む)26人、主要生徒だけで58人という多さが目立ちます。これだけでは誰が誰だかわからないわけですが、ガルパンに関して言えば、「チーム」というものを作るということで判断することが可能になっています。

大洗は主人公チームの「あんこう」、生徒会チームの「カメ」、バレー部チーム「アヒル」、歴女チーム「カバ」、1年生チーム「ウサギ」、風紀委員チーム「カモ」、自動車部チーム「レオポン」、ネトゲチーム「アリクイ」と8つにすることで32から8にすることが可能となっています。同様に、他の学校も「サンダース」、「聖グロ」、「プラウダ」、「アンツィオ」、「黒森峰」、「知波単」、「継続」、「大学選抜」とこちらも枠を作ることをしています。

こういう仕組みがなぜ可能なのかといえば、「ガールズ&パンツァー」が戦車を使ったスポーツというジャンルだからに他ならないと思っています。チームごとに1台の戦車に入ることで1つの塊を作り、そのチーム内で掛け合いを行う。実にうまくできています。
また、敵チームに関しても団体競技なので「高校」で塊を作り高校内の選手同士で掛け合いを行っています。
基本的にガルパンは主人公関係を除けば一人一人が大きく目立たせるようなことはあまりなく、チームにキャラクターを持たせることをしています。

以上の観点から、ガルパンの映画がここまで流行った理由の一つに「全員を描ききった」という理由を挙げたいと思っています。
アニメに限らず大抵の作品っていうのは主要登場人物を数人配置し、あとは脇役というかモブで留めておき殆どが陰に隠れてしまいます。というか普通そうやるのが自然です。そして、映画ともなれば主人公周りと映画初登場人物を絡めておしまい、ってことになるわけです。しかしガルパンに関しては違うのです。
まず、この手の深夜のアニメ番組というのはキャラクターを重要視しており、個別にファンがついています。ガルパンも例外ではなく、あんこう5人以外にもファンがいます。そういう時に扱いを雑にすると大変な非難を受けます。艦これアニメで如月を轟沈させたときバッシングがひどかったのも、如月を好きなファンがいてそういう人の気持ちを踏みにじったから、ということに他なりません。
そのような状況下において映画化をした場合「○○が出ていなかった」という問題は避けたい。しかし、一脇役を活躍させることが不可能に近い……。
そこで、ガルパンは「チーム」という枠組みを与えることによりチーム全体を登場させることが可能になり、いわば「全員主役」という状況を作り上げました。これで既存の登場人物が好きだったアニメからの観客も満足できる結果となりました。
そして、テレビ版を未視聴の人も劇場版がとっかかりになる(劇場版から初登場のキャラがやけに濃い。ところで3回観たんですが継続高校って何だったんですか)という結果になるという好循環が発生しました。

結果として60人を超えるキャラクターを描ききり、緻密な戦車の描写、ヒーロー大集合みたいな男の子が好きそうな展開、サッキヤルヴェン・ポルカに代表される音楽、体を張って守るプラウダ、観覧車兄貴、テレビ版ではネタだったのがOVAが作られ劇場版では重要な役どころになるアンツィオ高校の出世魚っぷり…などなどここでは語りつくせないほどの「よさ」をこれでもかと魅せられることになったわけで、なるほどこれだけ流行した理由が分かるというものです

楽しい映画を作ってくれてありがとうございますといいたいです
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プロフィール

マロン

Author:マロン
鉄道マニアで主に乗り鉄。
また、艦これやガルパンが好きです。

「マロンブックス」というサークル名でたまにイベントに参加しています。

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